ホームページの中で、時間帯によって表示内容を変更したい箇所がある場合、PHPを使うことで簡単に解決することができます。
PHP には日付や時間を扱う[date()関数]と呼ばれる機能があるので、それを用いて時間を取得して、朝と夜でサイトのイメージを変えたり、表示しているテキストを変更したりすることが可能です。
以下の例では、朝・昼・晩で異なるテキストを表示させています。
<?php $time = intval(date('H')); if (4 <= $time && $time <= 12) { // 4時~12時の時間帯のとき ?> <p>おはようございます。</p> <?php } elseif (12 <= $time && $time <= 20) { // 12時〜20時の時間帯のとき ?> <p>こんにちわ。</p> <?php } else { // それ以外の時間帯のとき ?> <p>こんばんわ。</p> <?php } ?>
「date()関数」の「date(‘H’)」を使うと現在の時間を 00〜23 の値で取得できます。
これを「intval()関数」によって整数に変換し、「if構文」で時間帯によって処理を分岐しています。
サーバー側のPHPの設定によって、取得する時間がズレる場合がありますので、そんなときはプログラムのコードの先頭に以下の1行を挿入してみてください。
date_default_timezone_set('Asia/Tokyo');
「date_default_timezone_set()」を使うとタイムゾーンを日本に設定することができるので、これで正確な時間を取得できるようになるはずです。