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最近はクライアント様にWordPressで構築したウェブサイトを納品するときに役立つテクニックを多数紹介しています。
今日もその1つ。
タイトルのとおり、ワードプレスの本体ファイルやプラグインなどの「アップデート通知」を非表示にする方法を紹介します。

  • ワードプレスのコアファイル
  • プラグイン
  • テーマファイル

テーマファイル内の[functions.php]にコードを記述して、上記3つの更新情報を非表示にします。

ワードプレスの本体のアップデート通知を非表示にする

WordPressのコアファイルのアップデートがある場合、通常は管理画面(ダッシュボード)上部に「WordPress x.x.x が利用可能です ! 更新してください。」と表示されます。
このメッセージを非表示にするために、以下のコードを[functions.php]に記述します。

add_filter('pre_site_transient_update_core', create_function('$a', "return  null;"));

プラグインのアップデート通知を非表示にする

プラグインの場合は、左側のサイドメニューの「プラグイン」という項目のに、赤丸で更新通知が表示されます。

これを消すためには次のコードを使います。

remove_action('load-update-core.php', 'wp_update_plugins');
add_filter('pre_site_transient_update_plugins', create_function( '$a', "return null;" ));

テーマファイルのアップデート通知を非表示にする

同様に、テーマファイルの更新情報を非表示にするには以下のコードを記述します。

remove_action('load-update-core.php', 'wp_update_themes');
add_filter( 'pre_site_transient_update_themes', create_function( '$a', "return null;"));

納品後、クライアント側で勝手にプラグインを更新したために不具合が発生してしまうなどのケースがあります。こうした問題を未然に防ぐために、この手のノウハウを知っておくと大変便利です。
ぜひ参考にしてください。