ロボット工学3原則(ロボットこうがくさんげんそく、Three Laws of Robotics)とは、SF作家アイザック・アシモフのSF小説において、ロボットが従うべきとして示された原則。ロボット三原則とも言われる。人間への安全性、命令への服従、自己防衛を目的とする3つの原則から成る。アシモフの小説に登場するロボットは常にこの原則に従おうとするが、各原則の優先順位や解釈により一見不合理な行動をとり、その謎解きが作品の主題となっている。ロボット工学三原則は後の作品に影響を与えたのに加え、単なるSFの小道具にとどまらず現実のロボット工学にも影響を与えた。
※「Wikipedia」より

  • 第1条 ロボットは人間に危害を加えてはならない。また、その危険を看過することにとって、人間に危害を及ぼしてはならない。
  • 第2条 ロボットは人間に与えられた命令に服従しなければならない。ただし、与えられた命令が、第1条に反する場合はこの限りでない。
  • 第3条 ロボットは前掲第1条および第2条に反する恐れのない限り、自己を守らなければならない。

2058年の「ロボット工学ハンドブック」第56版『われはロボット』より。