PHPでスクリプトの実行時間を計測する方法を紹介します。

使用するのはPHPのmicrotime()関数。
これを使ってスクリプトの開始時間と終了時間を取得し、要した時間を計算します。

「処理の終了時間」-「処理の開始時間」=「処理に要した時間」

PHPでこの計算をするというワケ。

処理にかかった実行時間を計測する方法

具体的なコードは以下のとおりです。

<?php
$time_start = microtime(true);

/* ↓ ここから、実行時間を計測したいPHPの処理を記述する ↓ */

	for ($i = 0; $i < 1000000; $i++) { } // サンプル処理(例: 繰り返し計算)

/* ↑ ここまで、実行時間を計測したいPHPの処理を記述する↑ */

$time_end = microtime(true);
$time = $time_end - $time_start;

printf("処理時間: %.4f 秒", $time);
?>

なお今回は、小数点以下4桁までフォーマットして表示し、可読性を向上させました。

結果:「処理時間: 0.0054 秒」のように出力されます。

解説

  • microtime(true)は現在のUNIXタイムスタンプをマイクロ秒単位で取得します。
  • 開始時間と終了時間の差を計算することで、処理にかかった実行時間を取得できます。