遂に最新版の WordPress 4.0 がリリースされましたね!
今回のコードネーム「Benny」は、例のごとく著名なジャズ・ミュージシャンで、クラリネット奏者のベニー・グッドマンに由来するそうです。
特筆すべき新機能として以下の要素がフォーカスされています。
使いやすくなったメディア管理システム
アップロードしたファイルを綺麗なエンドレス・グリッドで表示してくれるようになりました。
新しい詳細プレビューでは、どんな量のメディアでも順番に素早く閲覧と編集ができるようになっています。
大量のメディアファイルの中から、アップロードしたいファイルをすばやく選択できるようになっており、ユーザビリティが大幅に向上されている印象です。
メディア埋め込機能の強化
YouTube、Flickr、Twitter、Vimeo、などなど。各メディアの埋め込み作業も簡単になっています。
例えば、新しい行に YouTube の URL をペーストするだけで投稿記事内に動画が埋め込まれます。
これは便利。
埋め込みがより視覚的になり、エディターでは埋め込まれたコンテンツの本物のプレビューを表示させることができます。
デフォルトで対応するサービスも増えたようで、YouTube のプレイリストの他、TED のトークを埋め込むことも可能になっています。WordPress が対応している埋め込み機能の一覧は以下のリンクから確認してみてください。
コンテンツに集中
投稿や固定ページの編集画面では、記述したテキストの量に応じてテキストボックスの大きさが可変し、コンテンツの作成と編集がよりスムーズにできるようになっています。
フォーマットツールも「スティッキーヘッダー化」されており、ページをスクロールさせても常にウィンドウ上部に表示されているので、より素早く簡単に使えるようになっています。
プラグインの検索・閲覧機能の強化
WordPress のプラグインディレクトリには 30,000 点以上の無料でオープンソースなプラグインが存在します。開発者の皆様に感謝!
これらのプラグインの中から、目的に沿ったものを見つけるために、検索システムが改善され、より視覚的なブラウジング機能が導入されています。
この記事を書いている現時点(日本時間2014年9月5日19:00時)で、日本語版はまだ公開されていませんが、早く試してみたかったため、このサイトでは既に英語版の[WordPress 4.0]を導入済み。
アナタが今ご覧になっているこの記事も最新版の[WordPress 4.0]で書いています。
実際に体験してみて、最も進化したと感じるのは投稿画面の使いやすさ。
前述しましたが、フォーマットツールが画面上部に固定されているのと、テキストエリアが大きくなっているので、これまでよりも格段に記事作成に没頭できるようになりました。
WordPress ユーザーの方はアップグレード必須。
ぜひ新しい[WordPress 4.0 “Benny”]を体験してみてください。
最新版の[WordPress 4.0 “Benny”]のダウンロード、及び詳細は以下よりどうぞ。
WordPress 4.0 “Benny”(英語版公式サイト)