初心者には難しい印象の JavaScript ですが、より簡単に使いこなすために[jQuery]や[Prototype JS]などのライブラリが開発されています。
また、同様のフレームワークとして、最近では[angular.js]、[backborn.js]、[vue.js]なども台頭してきています。
これらは管理もラクで、作業時間も短縮でき、簡単なコードで JavaScript を実装できるので大変便利です。
しかし、その代償としてサイトのパフォーマンスを犠牲にしているのは揺るぎのない事実。
特に表示速度が低下してしまうことが最大のデメリットです。
特に[jQuery]はこの問題が顕著で、これらのフレームワークを導入する際には先にベースとなる大容量のファイルを読み込む必要があるため、どうしても回避できない問題になります。
さて。
今日紹介するのは、この問題を鮮やかに解決してくれる話題のフレームワーク[Vanilla.js]です。
Vanilla JS:http://vanilla-js.com
なんと、この[Vanilla JS]は Facebook、Google、YouTube、Yahoo、Wikipedia などの超有名サイトでも導入されており、そのスピードも実証されています。
私が知る限りでも[Vanilla JS]を凌ぐスピードを実現する JavaScript フレームワークは他に存在しません。
サイトへの導入も至って簡単。
公式サイトの「Download」の項目から、すべてのAPIを選択。そしてベースとなる[vanilla.js]ファイルをダウンロードします。
この[vanilla.js]ですが、すべてのAPIを選択しても、容量は「0バイト」という超軽量仕様。
面倒な方は、わざわざ公式サイトからファイルをダウンロードせずとも、HTML に以下のコードを記述するだけで利用可能になります。
<script></script>
わずか1行で完結する完璧に洗練されたコード。
[jQuery]などの大容量のフレームワークの使用で、サイトの表示速度の遅延を感じるようになったら、それが「Vanilla JS」への移行を検討するタイミングです。
ちなみに「Vanilla」の語源ですが、英語では形容詞で「質素で余分なものや装飾品のない」といった意味合いがあるそうです。
「騙された」と思って、ぜひ試してみてください!(笑)
Vanilla JS:http://vanilla-js.com
※ジョーク記事でした。