CSSを使ってスクロールバーを非表示にする方法を紹介します。
通常、width や height で指定されたコンテンツが表示域よりも大きくなった場合に、自動でブラウザの横や下部にスクロールバーが表示されるわけですが、CSSを使って簡単に、これを非表示にできます。
.content { -ms-overflow-style:none; /* IE、Edge 対応 */ scrollbar-width:none; /* Firefox 対応 */ } .content::-webkit-scrollbar { display:none; /* chrome、Safari対応 */ }
Chrome、Safari、Firefox、IE、Edgeで、それぞれ非表示にする方法が異なってきます。
それぞれの詳しい説明は次のとおり。
IE・Edgeでスクロールバーを非表示にする
.content { -ms-overflow-style:none; }
IEとEdgeでは-ms-overflow-style:none;
を指定することでスクロールバーを非表示にできます。
Firefoxでスクロールバーを非表示にする
.content { scrollbar-width:none; }
Firefoxでは scrollbar-width:none;
を指定することでスクロールバーを非表示にできます。
Chrome、Safariでスクロールバーを非表示にする
.content::-webkit-scrollbar { display:none; }
ChromeとSafariの場合は少し特殊で、::-webkit-scrollbar
を付与した要素にdisplay:none;
を指定します。
これでスクロールバーが非表示になります。
ウェブサイトのデザインによっては、都合上どうしてもスクロールバーを表示させたくない場合がありますからね。
簡単なので覚えておいて損はないはずです。