ウェブ制作者なら必ず押さえておきたいiOSアプリを厳選して紹介します。
普段はPCをメインに使っているアナタも、これから紹介するアプリを活用すれば iPhone & iPad で簡単な作業を引き継いで業務をスムーズに進行できるようになるでしょう。
目次
Coda for iOS
まず最初にお勧めするのは[Coda for iOS]です。
以前は[Diet Coda]という名称でしたが、つい最近名前が変わって[Coda for iOS]になりました。
設定情報を同期できる「Panic Sync」の強化により、Mac版のアプリとの連携が容易になり、より使いやすくなっています。
同じような機能の[Textastic]というアプリもあります。
[Coda for iOS]と[Textastic]を使い比べてみるのもアリですね。
Textastic : http://www.textasticapp.com/
[Coda for iOS]のダウンロードは以下のリンク先からどうぞ。
WordPress
続いて紹介するのは[WordPress]のiOS版。
このアプリは無料ブログサービス版の「wordpress.com」とプラグインの「Jetpack」との連携で真価を発揮します。
特に「wordpress.com」経由で連携しているすべてのサイトを管理できるシステムが非常に便利で、個人的にも重宝しています。
簡単にJetpackのアクセス解析を確認できるのもオススメのポイントです。
記事の作成や編集など、簡単な修正ならこのアプリで充分ですね。
1Password
ログインIDやパスワードを一括管理するためのアプリです。
有料になりますが、パスワード管理はこのアプリ1つにまとめて集約して任せることができるので、パスワード入力の際の負担が大幅に軽減します。
MAC版・Windows版・Android版との連携によって、すべてのデバイスで同期できる点も素晴らしいですね。
Analytics
ご存知のとおり「Google Analytics」は Google が提供するウェブページのアクセス解析ツールで、通常、解析結果はウェブサイトで閲覧します。
ここで紹介する[Analytics]は iPhone や iPad から簡単にアクセス解析を確認できるGoogle公式のiOSアプリです。
PCでログインしなくても、手元のiPhoneで簡単にアクセス解析を確認できるので便利ですね。
Google ドライブ
「Google Drive」のすべての機能を利用できるアプリです。
クラウド上でテキストファイルやスプレッドシート(表計算)などを作成、編集、保存することができます。もちろん、どの端末からでもアクセス可能。
意外と知られていませんが、通常のWordファイルやExcelファイルも、Googleドキュメント形式にすれば容量無制限で保存することができます。
検索機能にも優れていてセキュリティも強固。文句ナシのアプリです。まだ利用したことがない方はぜひ!
Downloads
「Downloads」は、ウェブ上の様々なデータをダウンロードできるアプリです。
一時は「神アプリ」として多くのブログサイトでも紹介されていました。
なお、ちょっとした設定を行えばYouTube動画もダウンロードできるようになります。
こちらは現在、iPad版のみで、iPhone版は非公開になっているようです。
Srcfari
iPhoneやiPadでウェブサイトのソースを閲覧できるアプリです。
HTMLはもちろん、CSS、JacaScript、そしてJPG、PNG、GIFやSVG形式の画像まで。サイトのリソースをほぼすべて網羅してチェックできます。
取得した各ソースはテキストボックス内に表示されるので、そのまま全文をコピーして利用することも可能。
Reeder 3
情報収集にはこのアプリが定番ですね。
超有名なRSSリーダーです。
バージョン「2.x」系から「3」へのアップデートで iPhone 6s から導入された新機能「3D Touch」にも対応しました。
このアプリもMac版が用意されているので、ぜひ一緒に使ってみてください。
デフォルト以外のブラウザ
ウェブサイトの挙動確認のために、プリインストールされている[Safari]以外のブラウザをいくつか用意しておきましょう。
ここでは例外的に、[Chrome][Firefox][Opera Mini]の3つを紹介します。
Chrome
iOSの機能「App Extension」への対応により、前述の[1Password]等、外部アプリとの連携ができるようになりました。
各種SNSとの連携もラクになっています。
Firefox
挙動も早く、メインのブラウザとしても充分に使える印象です。
特筆すべきは下記3つの機能でしょうか。
- スワイプ操作でタブを削除できること
- ポップアップ広告を遮断できる
- 複数の検索エンジンから予測候補や過去の検索結果が表示されること
他のOSのFirefoxと同じように「Sync」を使えばデバイス間をまたいでのブラウジングが可能。
自分のIDでFirefoxにログインすれば、他のデバイスで使っているブックマークやパスワード等、設定をすべて同期できます。
Opera Mini
[Opera Mini]の特筆すべき機能は「ウェブページのデータ圧縮」です。
サーバー側でウェブサイトの情報を圧縮して、それを受診することでデータ通信量を最大 90% 削減することが可能。通信速度が遅いときに使うと読み込み完了までの時間を短縮できます。
Pixelmator
続いては[Adobe Photoshop]の代替アプリとして台頭してきた[Pixelmatr]です。
レタッチ、色調補正、レベル補正、トーンカーブなど、画像編集で必要とされる本格的な機能を網羅しています。
ペイント機能も優秀で、ブラシやテクスチャ処理など本格的な
Skitch
最後に紹介するのが[Skitch]です。……が、残念なことに、実は開発が終了し、今月(2016年1月22日)以降はダウンロードも不可能になるそうです。
利用者の多いMac版のSkitchの開発は今後も継続されるようですが、今後はiOS版[Skitch]の代わりに[Evernote]に組み込まれたアノテーション機能を利用するようにとのアナウンスがされています。
配布終了まで残り僅かですが、今のうちにダウンロードしておいてはいかがしょうか。
Evernote
ちなみに。[Evernote]のダウンロードはコチラからどうぞ。
いかがでしたか?
どれもウェブクリエイターの方なら持っておくべき必須のアプリです。
紹介するアプリの数を最初から「11個」に限定したので、「あのアプリが入ってないな?」と思われたかもしれません。
もし、ここに掲載していないアナタがお勧めするアプリがあればぜひ教えてください!