スタイルシートだけでウェブページの背景にストライプ状の模様を施すテクニック[CSS3 Background Stripes]を紹介します。
まずは実際のサンプルをご覧ください。
CSS3 Background Stripes : https://on-ze.com/demo/css3-background-stripes/
使用したコードは次のようになっています。
body { background-image: linear-gradient( -45deg, #f5eeed 25%, #f4e2de 25%, #f4e2de 50%, #f5eeed 50%, #f5eeed 75%, #f4e2de 75%, #f4e2de ); background-size: 40px 40px; background-attachment: fixed; }
仕組みを解説します。
通常「background-image: linear-gradient();」はグラデーションを描くために使います。
今回のようにストライプ状に見えるのは、ちょっとしたアイデアの賜物。
まずは「-45deg」で要素を斜めに回転。
続いて色を指定していくワケですが、普通に記述すると単純なグラデーションになってしまします。
グラデーションには色の始点と終点がありますが、それを逆手に取って、始点と終点の色を同じにして、ストライプ柄を作っていきます。
background-image: linear-gradient( -45deg, // ストライプの角度 #f5eeed 25%, // 1つ目の色の終点 #f4e2de 25%, // 2つ目の色の始点 #f4e2de 50%, // 2つ目の色の終点 #f5eeed 50%, // 3つ目の色の始点 #f5eeed 75%, // 3つ目の色の終点 #f4e2de 75%, // 4つ目の色の始点 #f4e2de // 4つ目の色の終点 );
コレでストライプ柄に描画されるワケですね。
なお上記「linear-gradient」の引数内は、わかりやすく改行していますが通常は1行にまとめて大丈夫です。
background-image:linear-gradient(-45deg, #f5eeed 25%, #f4e2de 25%, #f4e2de 50%, #f5eeed 50%, #f5eeed 75%, #f4e2de 75%, #f4e2de);
こんな感じで1行にまとめたほうがスッキリしますね。
CSS3 Background Stripes : https://on-ze.com/demo/css3-background-stripes/
コピペして簡単に使えますので、ぜひご利用ください。