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香港のデザイナー集団「本土工作室 – Local Studio Hong Kong」が制作した、中国と香港の違いを紹介したイラストが話題になっています。

左側が中国で、右側が香港。
中国に対しての皮肉が込められていますが、なかなか鋭い視点でシャレが効いています。

「香港と中国は違う」

• 左：中華人民共和国は1949年に建国された。
• 右：香港は1841年に建国された。

• 左：中国のダイヤル。
• 右：香港のダイヤル。

6月4日は天安門事件があった日。
中国当局はこの事件を隠蔽し、オンライン、オフラインを問わず厳しい検閲を行っています。
ここではデリケートな数字である「6」と「4」が変換されていますね。

• 左：中国の政治システム。中国共産党がすべてを支配しています。
• 右：香港の政治システム。こちらは民主的であることが強調されています。

• 左：中国の株式市場は政府が操っています。
• 右：香港ではさまざまな要因で株式市場が動きます。」

• 左：中国の家は大きい。
• 右：香港の家は小さい。

• 左：中国人はパスポートを１つしか持てない。
• 右：香港人は複数のパスポートを持てる。

• 左：中国の愛の文字の中には心が無い。
• 右：香港の愛の文字の中には心がある。

• 左：中国の通貨は人民元。
• 右：香港の通貨は香港ドル。

• 左：中国人は北京語を話します。北京語の声調は4声からなり、100年の歴史があります。
• 右：香港人は広東語を話します。広東語は声調は9声からなり、2,000年の歴史があります。

• 左：中国の領土。
• 右：香港の領土。

• 左：中国人が使った後のトイレは汚い。
• 右：香港人が使った後のトイレは綺麗。

言いたいことはわかりますが、かなりの偏見ですね。

• 左：中国は左ハンドル。
• 右：香港は右ハンドル。

• 左：中国が見ている世界。
• 右：香港が見ている世界。

• 左：中国の地下鉄では優先席で寝転んでいる人がいます。
• 右：香港の地下鉄では優先席は優先すべき人に譲ります。

• 左：中国人は共産党に従う。
• 右：香港人は政府や共産党に対して意見を言う。

• 左：中国の街角では「共産党と政府を愛する」というスローガンが掲げられています。
• 右：香港の街角では「神が中国共産党を破壊する」というスローガンが掲げられています。

• 左：中国の食事はカラダに悪い。
• 右：香港の食事はバランスが取れている。

• 左：中国ではSNSは「Weibo」しか使えません。
• 右：香港ではSNSは「Facebook」や「Twitter」が使えます。

• 左：中国人がスマートフォンに入れているアプリは「Wechat」だけ。
• 右：香港人がスマートフォンに入れているアプリは「LINE」「Instagram」など様々なものがあります。

• 左：中国では「Gmail」が禁止されているためメッセージツールは「テンセントQQ」を使います。
• 右：香港では「Gmail」が使用できます。

• 左：中国の国営テレビは全員が見ないといけない。
• 右：香港の国営テレビは誰も見ない。

• 左：中国人は批判に弱い。
• 右：香港人は普通。

中国の警察と香港の警察は……ほとんど同じ。

以上。賛否両論、どちらの肩を持つか両極端な声が聞こえてきそうですね。

本土工作室 – Local Studio Hong Kong