address 要素は、直近の祖先にあたる article もしくは body 要素に対する連絡先情報を表します。それが body 要素なら、その連絡先情報は、ドキュメント全体に適用されるものとなります。
「address」という単語は日本語では「住所」という意味合いが大きいですが、 文章中に住所が出てきたらからといって<address>~</address>でくくるのは誤りです。
address要素は、あくまでも内容に関する連絡先・問合せ先を表す要素なので、このケースの場合は普通に<p>タグなどを使用するほうがふさわしいでしょう。
HTML4.01からHTML5へのバージョンアップによる変更点
address要素は、HTML4.01では文書の制作者への連絡先情報を表す要素でした。HTML5へのバージョンアップによる大きな変更はありませんが、article要素の中に配置された場合には、直近の祖先となるarticle要素の内容の作者への連絡先情報を表すことになっています。
参考:HTML5 タグ一覧