ブラウザでのウェブサイト観覧時も含め、通常、印刷する際は[⌘ + P](Command + P)でプリントアウトすることができますが、これと同じ挙動を JavaScript で実装することができます。
記述するコードは非常に簡単で、基本的に必要なのは以下の1行のみ。
window.print();
windowオブジェクトのprintメソッドを呼ぶだけ。これで印刷ダイアログを表示させることができます。
具体的に「このページを印刷」ボタンを作るには、HTMLを以下のように書けばOKです。
ボタンで設定する場合
<form> <input type="button" value="このページを印刷する" onclick="window.print();" /> </form>
リンクで設定する場合
<a href="javascript:void(0)" onclick="window.print();return false;">このページを印刷</a>
上記の HTMLとJavaScript を実装させたサンプルを用意しましたので、合わせてご覧ください。
サンプルデモ:JavaScript で「印刷する」ボタンを実装
「このページを印刷する」のボタンまたはリンクをクリックすると、ブラウザの印刷ダイアログが表示されるはずです。
ただし、閲覧環境にプリンタがセットアップされていない場合は、ブラウザによってはエラーを表示して印刷ダイアログが表示されないので注意が必要です。