<noscript>タグは、スクリプトが動作しない環境用の表示内容を指定する際に使用します。
ユーザーによっては、JavaScriptなどのスクリプトを無効にしていたり、スクリプトをサポートしていないユーザーエージェントを使用している場合があります。
こうしたスクリプトが無効な環境ではnoscript要素の内容が表示されます。
スクリプトが有効な環境ではnoscript要素の内容は何も表示されません。
なお、XML文書では、noscript要素を使用することはできません。noscript要素は、XHTML構文の中で使用しても有効とはなりません。HTML構文の中でのみ有効となります。
HTML4.01ではnoscript要素をhead要素内に配置することは仕様として認められていませんでしたが、HTML5ではhead要素内に配置してもよいことになっています。また、HTML5ではnoscript要素がhead要素内にある場合には、noscript要素の中にlink要素、style要素、meta要素を配置してもよいことになっています。
参考:HTML5 タグ一覧