WordPress5.2より、新しく[wp_body_open()]というテンプレートタグが導入されました。
この[wp_body_open()]を利用すると、<body>タグの直後にソースコードを挿入することができます。

事前準備

まずは前提条件。
テーマファイル内の「header.php」ファイルにwp_body_open()タグを追加しておきましょう。

<!DOCTYPE html>
<html <?php language_attributes(); ?>>
<head>
	<meta charset="<?php bloginfo( 'charset' ); ?>">
	<?php wp_head(); ?>
</head>
<body <?php body_class(); ?>>
<?php
	if ( function_exists( 'wp_body_open' ) ) {
		wp_body_open();
	}
?>

	<?php wp_footer(); ?>
</body>
</html>

上記コードのように、bodyタグの直後にwp_body_open()を記載しておきます。

functions.php にカスタムコードを追加

「functions.php」に以下のようなコードを追加することで、wp_body_open()を使用して <body> タグ直後にソースコードを挿入できます。

/* wp_body_open:bodyタグ開始直後にコードを挿入 */
add_action( 'wp_body_open', function() {
	?>
	<?php /* 挿入したいコード */ ?>
		<noscript>
		...
		</noscript>
	<?php
});

使用例

想定される使用例として、たとえばGoogle Analyticsのコードや、Cookieを利用したバナー、その他プラグインの特殊な処理などを出力することができます。

ぜひご利用ください。